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湯快リゾート 買収

湯快リゾート 買収について

旅館「白浜御苑」買収 湯快リゾート

 観光開発(本社・大阪市)は、白浜町東白浜にある、創業50年の老舗旅館「白浜御苑」を、湯快リゾート(本社・京都市)に売却したことを明らかにした。湯快リゾートが改修・増室し、年内にも営業を始める見込み。白浜温泉ではここ数年、大手や老舗旅館・ホテルの経営者が相次いでかわっている。白浜温泉旅館組合の小竹幸理事長は「経営者がかわっても旅館、ホテルは継続される。競争はさらに厳しくなるが、白浜のブランド力を高めるため、一緒になって観光客を増やして共存共栄できれば」と話している。

 観光開発は白浜町で白浜御苑と三段壁洞窟(どうくつ)を経営、大阪市で不動産賃貸業をしている。三段壁洞窟は同観光が引き続き経営する。

 白浜御苑は約100室、最大400人収容。1970年のピーク時には従業員160人を雇用していた。バブル経済崩壊後、収益が悪化し、99年6月に休館。00年5月から従業員5人体制、素泊まり1泊6000円で、夏・春休み、年末年始など年間90日程度営業していた。

 観光開発の新藤聖豪社長は売却を発表した会見で「今では6000円でも高いと言われる。経費も賄えず、改装資金を出すのも到底不可能。会社の立て直しを考えて売却を決心した」と話した。売却額は明らかにしていない。

 湯快リゾートは関西を中心にカラオケボックスやマンガ喫茶など運営する東愛産業(京都市)のグループ会社で、03年に設立された。

 石川県の加賀温泉郷や岐阜県の下呂温泉で旅館・ホテルを7軒運営している。和歌山県内では昨年6月から営業を始めた越之湯(那智勝浦町)、今年2月のホテル千畳(白浜町)に続き白浜御苑が3軒目となる。

 湯快リゾートの運営担当者によると、新旅館の名称は「湯快リゾート白浜温泉白浜御苑」の予定。「部屋のグレードが高いので、それに見合った提案をしたい」とし、料理と温泉施設を充実させる方針。5階建ての別館を改修し、計約150室に増室する。

 開業にあわせて、県内方面への宿泊客送迎のため名古屋、京都、新大阪の各JR駅前から毎日1往復している50人乗りバスを増便させる予定。

 白浜温泉では近年、ホテル、旅館の買収が相次いでいる。99年にホテル川久がカラカミ観光(北海道虻田町)の子会社になったほか、04年にチサンホテル白浜(現白浜シーサイドホテル)をカラカミ観光が買収。ホテル古賀の井とコガノイベイホテルを経営する古賀乃井も、05年6月に川久の子会社となった。湯快リゾートも昨年9月にホテル千畳を取得した。

 価格競争が激化する一方、旅館組合加盟施設の年間宿泊者数は、96年119万人に対し01年104万人、05年97万人と厳しい状況が続いている。

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=113664


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